◇立川市の仙骨矯正の専門院◇
整体やまつばき
アクセス | バス停 金比羅橋下車 徒歩3分 |
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営業時間 | 9:30~22:00 定休(月/金・午前) 祝日は営業します。 |
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首、肩の重度の痛み、いかり肩矯正に重点的な対処をします。
なお、以下が顕著になっている場合は合わせて対応します。
コリが進行し、頭痛や慢性化した痛みを伴う症状を解消させます。
首と肩周辺は、太い血管(静脈、動脈)や鎖骨静脈と合流するリンパ管の付近であるため、不調が拡大するリスクです。
いかり肩を矯正し、盛り上がりのある肩をなだらかにします。
鎖骨、胸骨、肩甲骨の連結(連動)の一方向への偏りが、いかり肩の悪化の一因となります。
ただし、生まれ持った骨格、先天的・後天的な障害、整形手術等による崩れを起因とした体形への影響を解消する手法ではありません。バランス調整、コリのほぐしの範囲内での矯正法です。
首や肩は筋肉の硬さが原因だとされがちですが、それだけではなく、頸椎、脊椎、肩甲骨、鎖骨といった骨格の可動域制限が痛みのリスクとなりやすいです。
とくに、動かすたびに「コキッ」「ガキッ」といった関節音が鳴る人や左右の動きに差が出ている人は注意が必要です。
当初は形状の分かる状態だった肩甲骨が周辺のコリで埋まり、丸く盛り上がった様になることがあります。
この状態まで進行すると、着衣では肩甲骨の形がはっきり分からず、第三者(周囲の人)はいかり肩や猫背の人だと認識してしまいます。
いかり肩は、生まれもっての骨格がすべての要因ではなく、肩や背中周辺の長年の不調が積り重なり「いかり肩を助長」させる可能性があります。
肩コリの隆起や上への引っ張りによって、肩全体が盛上って見える状態。
同じ骨格でも、コリと引っ張りを緩和させれば、なだらかな状態に。
身体のバランスを支える脊柱起立筋は中心線のラインに沿って位置していれば、左右から脊柱を支える筋肉にアンバランスがあらわれず、首や肩の負担が軽減されます。
しかし、中心線からズレた状態で骨格が固定されていると、余分な負担が片方にかかり、逆側は緩みすぎるなど、不安定な状態となっています。
仙骨矯正によって、中心線と脊柱起立筋の誤差を調整する目的でも利用できます。
首筋のコリが積み重なっていくと、頚椎の動きが制限され “首のしなり” が減少していきます。
頭の重さの負担を5つの頚椎に分散しづらくなり、首の旋回がしにくくなるなどの初期症状があらわれだします。場合によっては、首の曲がりや首の傾斜(首猫背、ストレートネック)を合わせて引き起こします。
頚椎を後ろから起立させる
頭板状筋、頸板状筋に負担が多い
・首の後ろのコリ
首筋は、約5キロの頭部を支えるため、太い筋状の筋肉と面積が大きい筋肉とで構成されています(※)。
首後方を覆う “僧帽筋” や頚椎を両側から引く起立筋郡(頭板状筋、頸板状筋など)が該当します。
なお、コリが進むにつれて深層部の筋肉が硬くななっていきます。一時的な温熱やストレッチが効きにくいのはそのためです。
※ 筋肉と骨のつながり
骨はそれ自体で起立することはできず、筋肉の支えとバランスの補助を必要とします。例えば、肋骨一本一本が筋繊維で繋がり背骨とともに骨同士を引き合っています。
加齢による背骨の曲がりは、運動神経と筋肉の消失によって、臓器や骨の重さ自体をを支えきれなくなり生じることの方が多いです。
・首の筋肉のほぐし
大きく4ラインの筋肉が首筋に沿って存在しますが、その4ラインの境界線(すき間)にコリが溜まっていくと、硬くなり首としての機能が低下していきます。
そのため、境界線(すき間)のコリをほぐし、ラインの筋肉を機能させることが基本となります。
また、首牽引やフィギュア・エイト(首8の字旋回:Figure eight)を合わせて行い、制限されてしまった可動域を拡げていきます。
肩こりが進み慢性化すると、前後の肩から肩甲骨、背中全体、首付近へと範囲が拡大していきます。コリによる変化はほぐし、可動域の制限は関節の牽引等で、老廃物を流し状態を改善していきます。
肩前面では、鎖骨の下のコリが盛り上がります。
肩後面では、肩甲骨の外側までコリが大きくなり、背中全体が丸みを帯びて見えます。
首筋では、首が短く見えたり、傾きがでる場合があります。
・肩と肩甲骨のコリ
コリが蓄積されていくと、肩甲骨の上部や内側(背骨より)とともに、外側(大円筋、小円筋等)までが硬くなっていきます。
その状態では、肩を90度より上げたときに引っかかりを生じたり、痛みを併発する場合があります。
・肩と肩甲骨のほぐし
「腕牽引(うでけんいん)」と呼んでいる骨を使ったストレッチと通常の肩のほぐしを併用します。
牽引はRMCを使用しつつ、上腕骨を筋肉の反発に逆らわない範囲で行います。
※力任せの強押しや牽引は筋肉の反発を引き起こし、一種の強い反発が筋肉内に起こります。反発が起こらないように十分注意します。
鎖骨の下が盛り上がる
リンパから静脈への流れを阻害
・鎖骨下のコリ
鎖骨の下には、
リンパ液と血液が合流し混ざり合う “鎖骨下静脈” と全身に血液を送る “鎖骨下動脈” が存在します。
全身を巡り心臓に戻る静脈も、心臓から全身へ送り出す動脈も、鎖骨の下を一度通過します。
また、鎖骨の近くには縁の下の力持ちである “小胸筋” があり、肩関節と胸部の動作により疲労しやすいです。
・鎖骨下のほぐし
鎖骨下静脈と動脈は、名称の通り鎖骨のすぐ下にあるため、鎖骨付近の筋肉とその内側にある筋肉を同時にほぐします。
なお、ほぐしは筋肉に震動や圧をあたえるだけが全てではありません。骨と筋肉は繋がっているので、骨に対してストレッチをかける方法でも筋肉はほぐれます。
なお、むくみの状態を測るときに鎖骨下の状態をみます。肩の前側に盛り上がりが見られる場合、むくみが滞留している可能性があります。
いかり肩は、もともとの骨格だけが原因ではありません。
・コリが積み重なり、全体が隆起する
・可動域が制限され、上状態で固定される
・リンパの流れが低下し、盛上りができる
等々、ほぐしや矯正によって、いかり肩を改善できる要素があります。
・胸筋群(大胸筋、小胸筋、鎖骨下筋など)のほぐし
肩たたきに代表されるように肩の上部のコリを意識しがちですが、肩前側の筋肉(胸筋群)のコリや脇付近の詰まりが関係し、場合によってはいかり肩を誘発させます。
そのため、肩こりやいかり肩には、鎖骨下と脇(腋下)付近の筋肉の重点ほぐしが有効です。
とくに、リンパの滞りによる盛上りがある場合は、静脈への詰まりを解消し流れが改善されるように促します。
いかり肩を助長する
胸筋群のコリに注意
・胸筋群の牽引
胸筋郡の上への引っ張りは、肩全体を大きく見せたり、上で固定される状態を助長します。
その状態を改善するために、胸筋群に関連する骨と筋肉を牽引しつつ、肩関節を旋回できるようにする必要があります。
とくに四十肩、五十肩を併発しているケースでは、肩の動作に制限があるため注意が必要です。
いかり肩の矯正では、骨・筋肉と関節のほぐしと制限された可動域の改善を組み合わせ行います。
肩(とくに肩甲骨)の動きに制限がかかり可動域が小さくなっている場合、自力でのストレッチや運動の効果が十分に発揮しにくくなります。そこで手技により外的補助を行い、“制限”を解消させていきます。
・関連する骨と関節(筋肉)のほぐし
肩周りの硬さが常態化していると、肩ではなく上半身全体がバタバタと動いてしまい、ある種の力みを生じます。そこで、“起点となる方向と角度”を見定め、そこから牽引を進めていきます。
肩(肩甲骨)が硬いとは言え、動きが他よりスムーズな方向や角度が存在し、そこを肩牽引の“起点”とします。あとは牽引できる範囲を徐々に広げていき、肩や肩甲骨だけが動くように促していきます。
・制限された可動域の改善
筋肉は伸ばせば緩むという単純な仕組みではないため、肩牽引のみだと不十分です。可動域を拡げるには、脇下の筋肉(棘下筋、小円筋等)や肩甲骨を覆う筋肉、背中の起立の筋肉をほぐし緩める必要があります。
基本的には、上下左右を含めて肩甲骨の形を“凹み(窪み)の境界線”として確認できるようにします。
いかり肩を抱えている方は、同時に姿勢バランスの崩れを抱えているケースがほとんどであり、その崩れに対処しておかなければ、年月の経過による肩の不調を引き起こしやすいままです。
・仙骨矯正による重心の定着
仙骨(第2仙椎)に重心が位置するため、仙骨のぐらつきは重心のぐらつきにつながります。姿勢バランスの根幹となる仙骨から整えます。
手の指先や肘から腕にかけての痺れがでており、慢性化や常態化の傾向があらわれていたとしても、特別な診断が付かないケースがあります。
とくに、背中の痛みの併発や、ぎっくり背中(急性背痛)、肩の怪我などを経験している場合は注意が必要です。
肩甲骨付近の筋肉や神経が要因の一つとなり、手先から腕のラインにかけての痺れのリスクを高めている可能性があります。