◇立川市の仙骨矯正の専門院◇
整体やまつばき
アクセス | バス停 金比羅橋下車 徒歩3分 |
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営業時間 | 9:30~22:00 定休(月/金・午前) 祝日は営業します。 |
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「柔軟性が一番の腰痛対策」
「若ければ腰痛がすぐ回復」
「鍛えた体なら腰痛と無縁」
腰痛改善の思い込みとも言える誤解です。
なぜなら、身体の “要(かなめ)” である腰を守るには、①筋肉・骨の耐久力、②回復の正常化、③バランスの安定が必要になりるからです。
実際、日々のトレーニングを欠かさず、鍛えられた身体を持つ若いアスリートであっても、腰痛の発症率は低くありません。
スポーツの練習やトレーニングだけでは、3つの要素のどれかに不足が生じ、腰痛のリスクが残ってしまいます。
腰痛改善の3要素 | ||
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1 | 筋肉・骨の耐久力 | 腰への直接の負担を緩和 |
2 | 回復の正常化 | 新陳代謝、老廃物の回収に影響 |
3 | バランスの安定 | 不安定さによる負担を軽減 |
アスリート体型の問題として、特定の筋肉ばかりを発達させてアンバランスになる、日々のトレーニングで身体にストレスをかけ続けて自律神経が乱れるなどがあり、見た目はスマートでも健康障害を抱えているケースがあります。
腰痛改善の3要素
とくに、医療機関の治療方針が定まらない(患者任せ)となるグレーゾーンの腰痛では、3つの要素に正しく取り組まなければなりません。
例えば、整体で回復や全身バランスをサポートしても、患者自身が運動をせずに筋力・骨の耐久力が落ちたままであれば、腰痛のリスクを持ち続けることとなります。
・筋肉の耐久力
筋肉は月単位で入れ替わるため、比較的効果が感じやすく腰痛対策として取り組みやすいのが魅力です。また、腰椎への負担を軽減させる対策としても優れています。
ただし問題なのは、腰痛持ちの人の筋力トレーニングが中途半端な点です。
負荷の少ない軽度なトレーニングのみでは筋力がほとんど増えませんが、本人は運動したことに満足してしまい、本来の目的である筋肉の発達をいつまでも達成できません。
例えば、フォームを意識し歩くことに集中したウォーキングと比較し、ダラダラした歩きでは効率が著しく低下し大して筋肉は付きません。
・骨の耐久力
負荷を支える一番は「骨」です。骨が太くしなやかなほど、腰痛に強く頑丈になります。
腰痛対策では、骨の強化を意識した食事改善を併せて進めるべきです。
(カルシウムの摂取と合わせ、骨への吸収度を高めるビタミンDやビタミンKなどを魚、海藻、きのこといった副菜から摂取することも大切です。)
骨が弱くなるファーストフード、炭水化物中心の食事などで食事が疎かになれば、見た目だけハリボテの身体となり、腰痛を引き起こすリスクとなります。
回復力は、代謝、血行、自律神経といった「人間内部の総合力」です。
傷ついた細胞を入替えるためには、細胞を作る、廃棄された細胞の運搬と排出、睡眠など、回復に伴うタスクを正しくこなす必要があります。
例えば、若い身体で代謝に優れていても、自律神経が乱れていれば回復が不十分になります。血行が落ちて、それを無理やり発奮(ドーパミン)で誤魔化しているアスリートも多いです。
身体の内部の改善は、食事、規則正しい生活など、地味な部分が多く、ある意味で人間力がもっともあらわれます。
いくら運動・トレーニングを頑張っていても、バランスの歪み(中心線のズレや前後への傾き、ひねりなど)による負荷の解消は難しいです。
しかも、パワーがでやすい分、負荷が通常よりも大きくなって腰痛リスクを高めます。
全身バランスを整えるため、仙骨矯正と手足の長さや背骨の位置を揃えていきます。
・中心線からズレた重心を合わせる
「重心のズレ」は全身のバランスを崩すため、骨格、筋肉、関節と身体のあらゆる部位を駆使して、バランス補正の調整を行います。
とくに、“要となる腰部” はバランスの崩れをフォローする比率が高い特徴があり、重心が中心線からズレた分の負担が顕著かかり、筋肉が過剰に働き疲弊することや靱帯への負担により痛みを発生させるリスクとなります。
端的に言えば、「中心線から重心がズレた分だけ、腰の負担が増え、腰痛発症リスクが上がる」となります。
なお、ヒトの重心は骨盤内の仙骨(第2仙椎)のやや前方に位置します。
その仙骨に内在する重心は、複数の骨が成長過程で癒合して1つになる仙骨の性質上、中心線からズレて均衡のとない位置で固定されることがあります。
重心のズレが筋肉が過剰に働き疲弊することや靱帯への負担により痛みを併発するリスクも高めるため、重心位置の調整と安定の目的で仙骨矯正を行う必要があります。
・腰痛のトリガーとなる筋肉・関節を減らす
腰痛の厄介さは、「腰椎付近の筋肉・関節のみが腰痛の原因ではない点」にあります。
腰部の起立筋はもちろんのこと、肩甲骨と背骨の位置の不均衡さからでん部のコリ、坐骨神経ラインの緊張、下肢の強いハリ、足首の硬さなどなど、挙げればキリがありません。
幅広いほぐしから腰痛のタイプを絞り、早い段階で腰痛を引き起こす部位にたどり着けるかが腰痛改善のカギです。
ただし、原因を特定してその部位のみを施術する方法は、当たれば一発で解消する可能性がありますが、施術者の思い込みによる見落としと隣り合わせです。
手間と段階はかかりますが、大小の原因すべてを網羅して腰痛トリガーの母数を減らし、原因に近づいていく方法が確実です。
まずは仙骨矯正により重心から前後左右のバランスを安定させることが、腰痛改善の第一歩となります。
上半身には内臓のある胸部・腹部から始まり、大きな脳といった水分(血液)をたくさん蓄えている臓器が集中しており想像以上に重いです。
例えば、体重50kgの女性が歩行すると30~35kg、体重60kgならば36~42kgの負荷が腰へとかかりますが、支えることに特化した骨盤や左右の強靭な筋肉群によって負荷を分散させ、故障を回避します。
骨盤のバランスの崩れを整え、「負担を減らす」という矯正は、シンプルでありながら根本改善に欠かせません。
腰のみに焦点を絞り過ぎず、「段取り(Arrangements)」を重視したほぐしが重要となります。
腰椎付近の筋肉のコリ固まり具合は他の部位と比べて強く、ただの力任せに強押しでは患者の筋肉が傷ついてしまいますが、手のひらの揉みだけでほぐれるほど素直な頑固さではありません。
いきなりの腰のほぐしはせずに、股関節を先に動かしておく、肩甲骨を使って脊柱起立筋をほぐしておくことが段取りに当たり、さらにはでん部の筋肉をほぐすことで、一枚岩のような腰部のコリをほぐしていきます。
硬いコリを削っていく作業にも似ていると言えます。