◇立川市の仙骨矯正の専門院◇
整体やまつばき
アクセス | バス停 金比羅橋下車 徒歩3分 |
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営業時間 | 9:30~22:00 定休(月/金・午前) 祝日は営業します。 |
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股関節は歩行の特性上、身体を支える耐久性、安定性、様々な動作を行う可動性を有することから、それらのバランスを保ち、かつ、スムーズに動作させる、停止と瞬発(STOP and GO)の運動連鎖が重要となります。
(例えば、片足を地面に接触させる間は負荷に耐え、反対側は前に瞬発させる、ただしバランスは崩さない範囲という繊細な動きを瞬時に行います。)
股関節の不調の場合、股関節の深層筋群の運動連鎖にズレや偏りが発生している可能性があります。
疑似的に停止と瞬発(STOP and GO)の動作をつくり、簡単に同じ動作を反復できる(繰り返せる)、股関節操体が、運動連鎖をスムーズにする上で有用となります。
なお、股関節は、局部だけの問題にとどまらず、腰部、でん部から全身の健康障害を引き起こすトリガーとなるため、他の症状改善の方法として股関節操体が活用できます。
股関節が不調になると、引き上げる動作、あるいは、旋回運動に引っ掛かりや可動域の制限が生じる場合があるため、股関節の可動域チェックを必ず行います。
股関節の可動域チェックでは、以下の3つの動作で股関節の状態を確認します。
膝を内側へ向け、臍(へそ)方向へゆっくり引き上げます。
内側の引き上げ動作でピリッとした痛みを伴う引っかかりがある場合があります。
引っかかりを無視して強引に引き上げる、急な上下運動をさせると、股関節の深層筋や腰部筋にリスクがあるので慎重に行います。
膝が外側へ向け、カエル開きのようにゆっくり引き上げます。
引っ掛かりで足が上がらない、引き上げ時に反対の足が引っ張られて上がる場合があります。
ただし、股関節が硬い方への負担が大きいため、無理に上げないように慎重に行います。
左回り、右回りと股関節を数回ほどゆっくり旋回させます。
可動域の最大角度、歪な旋回の円となっていないかを確認します。
ただし、引っ掛かりを無くそうと何度も回したり、可動域を広げようと強い圧をかけると、股関節、腰にまで負担がかかるため、注意が必要です
股関節の硬さや動作の引っ掛かり、可動域の狭まりからくる腰の痛み、でん部周辺や仙腸関節の痛みは、トリガーポイント(Trigger Point)と坐骨神経・膝裏ラインを意識した操体(STOP&GOストレッチ)でのアプローチが重要となります。
患者に足を上げる、手を伸ばすなどの動作をしてもらい、施術者がその動作の途中で停止させます。(施術者による動作停止中、患者は動作を継続するよう力を込めます)
施術者が停止を解除し、患者が動作終了まで一気に動かします。
患者が、「力を込める」→「一気に開放する」感覚で動作させなければなりません。
押すと痛みを生じるスポットであり、帯状の張った骨格筋繊維中にある過敏に反応するポイント。このスポットは圧迫すると痛みを伴い、場合によっては特徴のある痛み、圧痛、運動機能低下、自律神経反応を引き起こす可能性があります。
ただし、スポットの過剰反応を意図的に利用し、指圧や操体、ストレッチ等を仕掛けることにより、様々な筋肉のほぐしに応用できます。
トリガーポイントとの関連付けた操体(STOP&GOストレッチ)とは、筋肉が過剰に反応するポイントと特定の動作を紐づけしたアプローチのことです。
トリガーポイントには、腰痛に関連する腸骨稜ライン、腰部筋膜群、殿筋があり、基本の対処法のとしてストレッチが提示されています。
ただし、通常のストレッチでは「本人命令でしか動かせない筋肉」がほぐしにくいため、本人の動作と連動させる "操体(STOP&GO)" という技術を使用し、ほぐしの範囲を広げます。
3つの角度(0度,45度,90度)で太ももをそれぞれ引き上げる操体であり、股関節を引き上げる筋肉の緊張を緩めます。
1.0度の股関節操体
※1.~4.を3~5回繰り返す
2.45度の股関節操体
45度の角度で1.~4.を3~5回繰り返す
3.90度の股関節操体
90度の角度で1.~4.を3~5回繰り返す
踵から膝、股関節までは連動しており、それぞれの関節と筋肉の均衡が維持されていることが大切です。
しかし、仙腸関節を含めて腰周辺に不調を抱えている人の場合、下肢の連動が不均衡になっており、無意識化の動作にバラつきがでていることがあります。
そこで股関節と足下の関節を連動させるための操体(ストレッチ)を用います。
踵から膝、股関節までを一直線にし、いっきに落とす操体であり、股関節を含めた腰周辺の筋肉の緊張を緩めます。
※踵の落下先にはクッション等をしき、衝撃緩和させること
※1.~5.を3~5回繰り返す