◇立川市の仙骨矯正の専門院◇

整体やまつばき

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◆はじめに

歩行の崩れと顔の歪み
歩行の崩れと顔の歪み

人間は「表情」、「顔色」、「顔のしわ」等により、言語を使わず情報伝達する機能を進化させましたが、これらは、顔骨の柔軟性と表情筋の機敏な動作で実現させています。

しかし、それら機能がゆえ、歩行時の中心線のズレから足先の接地までのバランスを敏感に感じ取る繊細な構造物となりました。

近年、女性の歩き方が男性化、老齢化しており、ガニ股、かかと歩き、左右のブレと、中心線からズレた方向へと一歩ごとに重力で引っ張られ、顔の歪みを誘発しています。


1.美容歩行の概要

健康のことは目的とせず、美容のみを目的とした歩行です。

美容を第一とした理由は、健康を主目的とすると時間や距離、歩数ばかりに注目してしまい、肝心な “歩行の仕方” を疎かにするからです。

逆に、美容を目的とすれば、顔を整える歩行の仕方そのものに意識が集中できます。

ただ歩くでは散歩の域を超えない非効率な運動です。意識して歩けば、スポーツの域となる運動となります。

目的 傾向
健康のため 単に歩けばよい。
時間、距離、歩数に注目。
美容のため 歩行の仕方に意識がいく。
正しい歩行フォームに集中。

美容歩行の要は、中心線をキープし、バランスよく歩行するための正しいフォーム(good form)やポージング(good posing)への意識であり、1歩ごとの認知です。

日常生活に組み込まれた歩行は、1歩ごとの影響は少なくとも、顔へのマイナス要素の回数は膨大となり、累積されていきます。

歩行のマイナス要素(ガニ股、かかと歩き、左右のブレなど)を減らせば、その影響を敏感に感じ取り、顔が自然と整っていきます。

2.認知(歩行センサーの活性化)

大多数の人は、幼少期に身に付けた歩行からスキルアップさせずに一生を過ごします。それは「ただ歩いている」だけとなり、歩行スキルは年齢とともに著しく低下します。

スポーツ、ダンスなどと同様に、歩行はスキルアップできる運動プログラムの一つです。そのことを認識せずにスキル向上はできません。
 

歩行のスキルアップには、足の接地面ステップ・リズム中心線視界などを意識して繰り返し練習し、フィードバックされる情報を正確に認知することが必要です。

とくに「分からないものを分かるようにする」過程はあらゆる分野で共通しており、適応能力、学習能力、分析能力の人間的発達を左右します。
 

また、歩行を現実から解放される時間として利用したがりますが、頭を空っぽにして運動する行為は、スキルアップにマイナスです。(何十分、何時間だろうと、)一歩ごとの状態を認知できる状況で行うことがベストです。

3.足の着地位置

フォアフット着地
フォアフット着地(forefoot)

靴の発達はどんな歩き方でも二足歩行の衝撃を緩和させることに多大な貢献をした一方で、足の着地の意識を著しく低下させる弊害を引き起こしました。

もちろん人間の足は、“靴を履いた状態”ではなく、“裸足” を前提に進化しており、アーチの形状、足指の発達、アキレス腱までが、ある特定の着地位置を前提として成り立っています。

その足の着地位置は、フォアフット(指球部)となります(※)。

※つま先歩きと混同してはいけません。5本の足の指をすべて使える着地位置です。
 

フォアフットの着地は、推進力の効率性、衝撃緩和、バネの役割、中心線(全身バランス)の維持で優れており、歩行で意識して使うべきです。

しかし、ペンギン歩き(かかと歩き)の女性が増えたように、足の着地位置を意識していないがために、わざわざ美容にマイナスな歩き方を無意識に積み重ねています。

とくに足首の硬さを感じているならば注意が必要です。アキレス腱という全身バランスの要である部位に無理な負担がかかり、顔骨を含めた骨格に歪みがでるリスクがあります。

4.両足の間隔

足の間隔と歩行のブレ
足の間隔と歩行のブレ
歩行を一直線に
歩行を一直線

両足の間隔の理想は、前の足(下ろす足)と後の足(引き上げる足)を一直線に並べて歩行することです。

その歩き方を意識することで、中心線のブレが最小化していきます。

例えば、全国レベルのランナーの両足の間隔はほぼ一直線で中心線が真っすぐです。対して、公園で見かける一般ランナーは足の間隔が広く中心線から左右にブレています。
 

中心線のブレは、両足の間隔を意識せずに歩行する人ほど顕著となり、足の位置が中心線(頭の下)からズレるほど、左右への傾きが大きくなります。

端的に言えば、一歩ごとに顔を左右にシェイク(shake:揺さぶる)しているようなものです。中心線に顔を留めておくほど、遠心力の影響は軽微になります。

 

5.歩行のテンポ(拍子)

テンポを一定に保つ
歩行のテンポ
歩行のテンポを意識する
歩行とメトロノーム

歩行のテンポ(Tempo)を意識することが、上下(UP-DOWN)のズレの矯正につながります。

なお、女性は、120~130BPM(1分間に120~130歩)での歩行を推奨しています。
(5キロ換算では、120BPMで約7200歩、130BPMで約7800歩が目安となります。)

※BPM(ランニング用語)
1分あたりの平均歩数となり、BPM(beats-per-minute: 1 分間の拍数)と表現されます。
 

歩くペース(Pace)と混同しやすいので注意してください。

ペース 1キロ進むのに何分掛かるか
(min/km(分/キロ))
テンポ 1分間で何歩刻めるか
(step/min(歩数/分))


別の見方をすれば、歩行の速さ・速度ではなく、両足のステップ数(歩数)が一定に保たれているかを重視するということです。

なぜなら、一定のテンポや歩数を保つには中心線の維持が欠かせないため、テンポが悪いか、歩数が少ない人ほど、歩行フォームの崩れるからです。

例えば、テンポよく(リズムよく)歩けていない場合、一方の足が迂回し円が大きくなり、反対側の足は円が小さくなるなどの不均衡が生じます。

また、少ない歩数だと左右のどちらかの足(とくに利き足)の着地時間が長くなり、強く踏み込んだ方と踏み込みが弱い方とで偏りがでます。いくら速く歩けていても、均等に足が使えなければ、上下にブレてしまします。

このケースにおいても、不均衡が生じた分、足踏み込みの強弱がある分だけ、顔が上下にジェイクされることとなります。

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