◇立川市の仙骨矯正の専門院◇

整体やまつばき

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でん部(お尻)の重症性の解説

Abstract

腰痛に比べて症状の認知度は浸透はしていませんが、おしり(でん部)の痛みの発生頻度は腰痛に劣りません。

必ずしもでん部の筋肉がガチガチに硬いとは限らず、若年層(20代)から高齢層と年齢を問わず発症します。

でん部の筋肉が左右でアンバランスである、歩行動作の癖や偏ったブレなど、“骨盤で吸収しきれない負担”がトリガーとなって痛みを引き起こす場合が多いです。

女性の方が痛みの発生頻度が高く、女性特有の生理周期、妊娠・出産が誘発させるケースがあります。

でん部の筋肉が強い男性が痛みを発症している場合、症状が一段と深刻化している可能性があります。

<申告のあった症状事例>

  • おしりの関節が痛い
  • おしりの横(サイド)の筋肉が痛い
  • おしりの骨が触れて痛い
  • 腰とおしりの間が痛い
  • おしりの上の骨が出っ張っている

なお、「尾てい骨の痛み」と混在せず、区分して判断しなければなりません。


でん部の痛み
でん部の痛み

仙腸関節痛、坐骨神経痛、尾骨痛
とも混在する痛み

でん部(お尻)をほぐし、正常な状態できるが腰痛改善で重要です。

また、仙腸関節痛坐骨神経痛尾骨痛にも応用できるテクニックとなります。
 

一般的な腰痛改善では、でん部付近の筋肉はストレッチで緩めるのが一般的です。

しかしストレッチのみでは、足の動作と連携しずらい筋肉が緩みにくく、でん部のほぐしが不十分なります。
 

でん部のほぐしをセクシャルにとらえず、女性、若い年齢と問わず、腰痛対策にとして積極的に取り入れるべきだと考えています。
 

・でん部をほぐす重要性

お尻(でん部)は脂肪ばかりである」と考えているならば、そのイメージは間違いです。

他の四足歩行の動物が不得意な二足歩行ができるよう発達したでん部は、3層の強靭な筋肉(大殿筋・中殿筋・小殿筋)が大部分を占めています。

いわば筋肉の塊であり、上半身からの荷重に加え、下半身を安定させる重要な役割を担っています。(寝たきりや怪我等によりでん部の筋肉が痩せ衰えると、自力歩行どころか座位の維持すら困難になります。

強固な筋肉であるでん部は、揉みのみでは十分にほぐすことができず、指圧や、筋肉の隙間を利用したほぐしを駆使しなければなりません。
 

なお、でん部の筋肉群は他の部位の同様に、負担でコリがあらわれることがあれば、アンバランスにより左右筋肉の不一致が生じることもあり、この状態では、でん部の機能が十分に発揮できません。

軽減されない衝撃が直接腰へいく、クッションの役割ができず座骨神経を圧迫する、仙腸関節を外圧から守れないと、様々な痛みのリスクを引き起こします。

<でん部ほぐしによる腰痛改善のプロセス>

でん部の
状態確認
・殿筋の硬いコリ発生
・左右筋肉のアンバランス
・歩行機能低下     など
でん部への
施術
・仙骨矯正、骨盤矯正
・でん部のコリのほぐし
・股関節操体(ストレッチ) など
他の部位の
状態改善
・腰痛の緩和 ↑
・坐骨神経痛の緩和 ↑
・仙腸関節痛の緩和 ↑ など

でん部(お尻)の筋肉のほぐし

1-① 特徴的なでん部(お尻)の筋肉

でん部は大きく以下に分類して、ほぐします。

  • 腸骨稜(ちょうこつりょう)
  • 仙腸関節
  • 梨状筋(りじょうきん)
  • 坐骨
  • 尾骨
でん部の筋肉
でん部(お尻)のほぐし

部位ごとにほぐし方に特徴がある

でん部は、骨盤(仙骨、尾骨等)、大腿骨と負荷に耐える骨とつながっており、コリがあらわれると筋ばった硬さがでます。

また、それぞれの骨の動きに合わせた角度が特徴的で、複雑さも持ち合わせています。

・腸骨稜ラインのほぐし

腸骨の付近は腰部とでん部の境目となることもあり、筋肉のコリが発達し隆起しやすい場所です。

大殿筋を叩きや振りで動かしつつ腸骨周辺の筋肉をまず緩めておきます。緩めた状態ならば、腸骨に指をかけ、骨を引きながら筋肉をストレッチすることが可能です。

・仙腸関節ラインのほぐし

仙腸関節は大小の筋肉とのつなぎ目であり、後面は筋膜で覆われています。

仙腸関節に痛みがでているとき、場合によっては親指大のコリができますので、仙骨後面の筋膜は腰椎(第5腰椎)の付け根に沿って左右をほぐしていきます。

上から垂直に押しこむほぐし方は仙腸関節と相性が悪いため、足先から斜めの角度で押し込むテクニックを用います。

・梨状筋のほぐし

仙腸関節の下部から大転子までにかけて、太い縄状のコリができていることがあります。一方で、緩みすぎていることもあり注意が必要です。

梨状筋は押すよりは全体を頭側の方向に指を引っ掛けて引きながら(ストレッチをかけながら)ほぐします。

なお、緩みすぎている場合は仙骨矯正により、調整をかけていきます

・尾骨のほぐし

尾骨は仙骨の先端にあるため、尻尾の形を意識しながら一緒にほぐします。

尾骨の横には尻尾のなごりである左右の凹みが残っており、窪みにコリが溜まっている場合は、突起が戻るようにしていきます。

尾骨痛はコリが取れるだけで、だいぶ痛みが改善されます。

1-② 仙骨矯正 カテゴリ3(S.O.T CAT3)の追加

仙骨は逆三角形ですが腰部筋膜群の先端も逆三角形であり、仙骨の形に沿って筋肉が付いていると言え、骨盤の腸骨の角度と筋肉の付き方がきれいに重なります。

でん部の筋肉が硬すぎる場合や緩みすぎている場合、いきなりほぐすのではなく、仙骨矯正をかけてからほぐす方が効率がよいです。

なお、仰向けで行う仙骨矯正「カテゴリ2(S.O.T CAT2)」で改善が遅い場合は、うつぶせ状態で行う仙骨矯正「カテゴリ3(S.O.T CAT3)」を追加します。

[Topi] 坐骨の突起と神経痛

骨盤は上下左右の視点次第で見え方がまったく変わる部位です。歩行時と座位時では使い方が異なるなど、進化の過程で工夫が施された形状と仕組みをしています。

当然、骨盤の一部である坐骨も歩行時と座位とで役割が異なりますが、名称のとおり「坐の骨(座るための骨)」だと決めつけられています。

実は歩行時にも活躍している骨なのに、その印象はあまり一般的ではありません。

その坐骨ですが、正面からのJの字の形(図参照)の印象が強すぎるためか、その後ろ側の座骨の突起についてあまり解説がなされていないように感じています。

坐骨の後ろの突起は、少なくとも足への神経を守る役割を担っており、座位の時だけでなく、歩行時も役立っています。
 

でん部(お尻)をほぐし、硬いコリが取り除かれていくにつれて、坐骨の突起が自己主張します。

外見からはでん部の脂質や筋肉に阻まれて変わらないように見えますが、手で確認すると突起がきちんとあらわれています。

また、この坐骨の突起の近くに神経があり、足と繋がる斜めの筋肉が存在するため、突起の周りにコリがあると、鋭く刺す痛みを感じます。

小さな骨の突起だと見逃せないのが、坐骨の特徴です。

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