◇立川市の仙骨矯正の専門院◇

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疲労の原因を定義する

慢性疲労と“生きる為のスタミナ”

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■疲労の原因を定義する

序章(疲労の原因が曖昧すぎる)

まず前提とすべきは、「疲労の原因」として、普遍的な定義が存在しないという事実です。

理由は単純で、疲労と原因の因果関係に穴がある(反論の余地が多い)からです。

例えば、疲労物資として目の敵にされる “乳酸” です。

定説 乳酸が筋肉に増えると疲労する。蓄積され続けと疲労が抜けなくなる。
事実 乳酸は筋肉のパフォーマンスを維持する。乳酸はすぐに分解され、1時間程度で自然に消える。

確かに運動で筋内の乳酸は増加しますが、それは筋内の酸性化を防ぐ目的で産出しており、単なる老廃物ではありません。それどころか、乳酸はパフォーマンスをより長く維持することに貢献しています。

しかも、乳酸は1時間程度で筋肉から排除されるため、翌日どころか数時間先の蓄積されません。

にもかかわらず、乳酸を早く分解するドリンクやサプリメント、ストレッチが蔓延しています。どれだけ古い知識で疲労回復の界隈が成り立っているか。
 

他に、疲労物質としてごみ扱いされる “老廃物” も同様です。

定説 老廃物は単なる不要物(ごみ)。排出すればするほど健康になる。
事実 老廃物はリサイクル可能なエコ資源。代謝する熱を体内で利用している。

老廃物には、一度で代謝しきれなかった栄養素や別の代謝で使える物質が含まれており、何回もろ過して使わなければ非効率です。そのため、腎臓が数分に1回という高回転でろ過しています。

次に、老廃物を代謝することで “熱(体温)” を作り出していることです。肝臓は体温調整の要ですが、それには燃やす大量の老廃物が必要だというパラドックスがあります。

にもかかわらず、ショートカットで老廃物を対外へ排出することが、さも疲労回復に有効だという強引な論法がまかり通っています。(適切な体内システムを通すことが何より大切)
 

それら誤解を起因とした定義の曖昧さが、疲労原因と対処法のズレを乖離させることとなり、結果として、健康に不利益が生じる要因となっています。

・疲労原因の差別化

疲労モデル
疲労モデル

疲労原因は派生し混在するため
認知が曖昧になる

疲労の原因が曖昧となる最な理由は、大きく下記のとおりです。

  • 疲労の発生に対して、複数の要因が派生している
  • 末梢性疲労中枢性疲労が明確に区分できず混在する

 

工事中

区分 概要
末梢性疲労 末梢神経(中枢神経から枝分かれした先)や骨格筋の要因で引き起こされる疲労 脱水、熱の蓄積、筋繊維の代謝的な変化など
中枢性疲労 脳、脊髄の要因で引き起こされる疲労 生命維持コントロール、経験則、知覚情報など

1.筋疲労

筋疲労では、筋グリコーゲンの減少が筋機能の低下に関係するとされていますが、問題はその対処法です。結論から言えば、筋グリコーゲン消費への予防は有用性が認められるものの、消費した分のリカバリはインターバル(時間的な猶予)を除き、決定打に欠けます。

疲れにくい筋肉にするには、「①筋力アップで筋グリコーゲンの貯蔵し、②無駄のないフォームで消費を抑え、③脂肪代謝を進ませる」トレーニングを効果がでるまで繰り返すという、“斬新でない方法”が有効です。

また、リカバリについても、様々な回復サプリメントや器具等がありますが、「インターバルを設けて、筋グリコーゲンを再補充する」という当たり前に戻ります。

対処法 評価 タイプ
運動による筋グリコーゲンの貯蔵量アップ 予防
筋グリコーゲンを消耗を抑えるフォーム
脂肪でエネルギー代替する比率のアップ
乳酸を流す(消す) × リカバリ
糖質/栄養素の摂取 予防
リカバリ
インターバル(休息) リカバリ
  • 【予防】筋グリコーゲンの貯蔵量アップ
    運動を続けると、筋グリコーゲンの貯蔵量を増え筋スタミナがアップする。
  • 【予防】筋グリコーゲンを消耗を抑えるフォーム
    非効率な動きをなくすほど(技術を身に付けるほど)疲れにくくなる。
  • 【予防】脂肪でエネルギー代替する比率のアップ
    運動を続けると、脂肪組織や筋内の脂肪をエネルギー源に代替する比率が上がる。
  • 【リカバリ】乳酸を流す(消す)
    乳酸は運動後1時間程度で筋内から除去されるため、筋肉硬化や筋肉痛の原因にはなりえない。
  • 【予防/リカバリ】糖質・栄養素の摂取
    運動前の摂取で筋グリコーゲンの消耗を抑える効果がある。一方で、運動時、運動後の摂取は低血糖を防ぐ意味では有効だが、疲労回復の根拠は明確でない。
    (絶食状態で実験するなど、糖質効果が最大限に発揮されやすい恣意的な考慮が見受けられる)
  • 【リカバリ】インターバル(休息)
    完全な疲労状態で約2日(48時間)以上、小・中程度で20~40時間の時間を要するが、休息の目安としてはよい。なお、100%補充を待たなくても動けるため、完全休養はそれほど必要でない。

2.エネルギー枯渇

(肥満体でなくとも)人は絶食状態で数週間生きることができますし、体重の40%までなら脂肪や糖、タンパク質が減少しても生存可能です。

しかし、こんなにも “エネルギーの蓄え” があるにもかかわらず、エネルギーを保つために、朝昼晩の三食を取ることや糖分摂取が推奨されることに矛盾があります。

その矛盾「現代人は食事が充分摂れるのにエネルギーが枯渇する」に対しては、長期間(数ヶ月から数年)にわたる偏った食事(偏食)過剰な栄養摂取です。

それらが、「長期的なエネルギー枯渇」を引き起こし疲労の原因となります。なお、短期的(数日、数週程度)であれば影響は少なくリカバリーできます。

偏食は、摂取できない栄養素が発生し、それらが関係する機能を低下させます。また、消化による代謝自体が多種多様なエネルギーを生み出すこともあり、同種の消化を繰り返すことが代謝不足につながります。

過剰な栄養素の摂取は、食事とは別に特定のサプリメントや健康食品、飲料を飲み続けることで引き起こされます。余った栄養素はそもそも身体の貯蔵しにくいため、余剰分は排出するしかありません。排出による内臓エネルギーを無駄に消費します。摂取すればするほど、体内的に消耗費するという不毛な行為が繰り返されます。

3.外部環境

病気や怪我を除き、身体機能が著しく損失するのは、脱水高体温です。

脱水(水分損失が大)となると、身体は血液だけでなく代謝、関節の動き、眼球の溶液などあらゆる組織・機能がダメージを受けます。高体温では、通常の深部体温(36.5~37.5度)を超えると、主に脳や神経系に深刻なダメージを負います。

そのため、水分保持体温調整を同時に行う必要があり、それらが相反することで疲労の原因となります。(例えば、発汗して体温を下げれば、水分を失います。一方で、水分が減れば血流が悪くなるため、一定量の水分を保持します。)

そして、水分保持や体温調節を難しくしているのが、外部環境(気温、湿度、風量、日射量)です。

外部環境の変化が激しいほど、自律神経から体内可動の配分変化、ホルモンまでを総動員し、かつ即座に対処することとなり、負担が大きくなります。

疲労予防としては、外部環境に合わせあわせた服装、気温・湿度の管理、紫外線予防、水分補給などです。

当たり前と思うかもしれませんが、夏場に帽子や日焼け止めをしない、冬にファッション優先で薄着をするなど、実は疎かになりがちです。

4, 不安定な呼吸

食事(消化)や運動で、血中の二酸化炭素(CO2)が増加すると体内に老廃物が溜まるので排出すればするほどよいと誤解されますが、実は血中の二酸化炭素の量こそが、身体が活用できる酸素(O2)の量を決めてます(ポーア効果)

二酸化炭素が不足すると酸素活用の効率が下がるため、血中の酸素と二酸化炭素の両方を適度に保つよう身体が常時監視し、状況に応じて “呼吸” でコントロールしています。

しかし、生活習慣やメンタル・ストレスで簡単に乱すのが “呼吸” であり、いびき、口呼吸、ハッハといった過呼吸、ため息・あくびの増加などで二酸化炭素を排出しすぎ、倦怠感(疲労感)が症状としてあらわれます。

(なお、近年大気中の二酸化炭素は増加傾向にありますが、まだ正常値(600PPM未満)となっており、大気から余分に二酸化炭素を吸収する(酸欠になる)段階ではありません。)

5.脳による予防的制御

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■慢性疲労とは?

工事中

■“生きるためのスタミナ” で生活が充実

“生きるためスタミナ” とは?

生きるためのスタミナ(理想)

”生きるためのスタミナ”とは、健康の活力であり、将来の健康の貯蓄です。

平日も休日も「疲れた」が口癖となる日々の繰り返しは、生活のクオリティーが下がるばかりです。

仕事や生活疲労、ストレスによってゼロにならず、それどころか自身のプラスアルファとなる行動(趣味、スポーツ、スクール、音楽、レジャー、仕事etc)につなげられる活力が、人生のスパイスとなります。

また、想定外の病気や怪我になったときに、再び起き上がるための貯蓄でもあります。

窮地になったとき、復活するしないの結果を左右するのは、本当につまらないことの紙一重の差です。人生を分ける数%を上げる価値は、実際に渇望する状況にならないと実感できないかもしれませんが、(お金や他力で解決できない)何よりの助けとなるのが健康の貯蓄です。
 

生きるスタミナは、3つの要素のバランス
生きるためのスタミナが縮小
生きるためのスタミナ(縮小)

”生きるためのスタミナ”を促進、維持させるには3つの要素のバランスが大切です。

代謝 食事(飲食)、消化吸収、排出
リサイクル 肝機能、腎機能
貯蓄 運動機能、エネルギー・体温調整

アスリート体型であろうと、内臓の負担が高まったり、脂質が著しく不足していれば、3要素のバランスが崩れて生きるスタミナが減少します。


取り組み開始と健康寿命の推移

加齢によって“生きるためのスタミナ”は自然と下がり、上がることはありませんが、将来への取り組みの有無、開始した年代次第で傾斜は緩やかとなり、健康寿命を延ばすことができます。

運動不足や肥満、暴飲暴食、生活習慣の乱れといったマイナス要因が多ければ、下がる傾斜が急になります。

逆に、運動習慣や規則正しい生活、食生活の改善などのプラス要因が多ければ、下がる傾斜が緩やかになります。

 

開始年齢別差異
 ※生涯を90歳(年)として換算(怪我、大病なしと仮定)

◆生涯の取り組み無しパターン
太く短くの図

60歳を過ぎた頃に
急激な老化現象のリスク

60歳を過ぎた頃に健康寿命が尽きるリスクが高まり、一度下限を下回るともはや戻れません。
 

人間の宿命として、運動能力がガクッと落ちるタイミング(年齢)がありますが、その前に5年~10年程度の猶予期間が存在します。

猶予期間中に「太く短く生きる」や「なるようになる」と現実を逃避した結果、不安定な生にしがみつくことになります。


◆老化を感じてから取り組むパターン
老化を取り戻す図

老化を感じ始めてから
本格的に取り組む

老化現象を感じだしてから(50~60歳頃)本格的に取り組みをはじめ、健康寿命が尽きる時期を先延ばしさせます

ただし、老化が進むにつれ成果がでなくなるため、長期の継続的な取り組みが必要となる。
 

運動能力が落ちる猶予期間から取り組みを始めることは、半分の損を受け入れることです。

何もしてこなかった前半のツケ(負債)を少しずつ払うことでやっと次の希望が見えてきます。「損を早く取り戻したい」人ほど遠回りとなります。


◆将来を見据えて取り組むパターン
老化に反抗する図

来るべき老化に反抗して
早期に取り組む

まだまだ身体が動く時期(30~40代頃)から本格的に取り組みをはじめ、将来の健康寿命を延ばします
 

運動能力が落ちるスピードを緩やかにすることは、人生の後半でアドバンテージす。

実際、目的を持って運動・トレーニングをし続けた身体は、60代でも十分な筋力を保ち続けています。運動をしていない30代より全然動くほどです。

「将来の健康に価値を感じる」ことで前を向き続けることが大切です。

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