◇立川市の仙骨矯正の専門院◇

整体やまつばき

整体やまつばき_symbol
アクセス
バス停
金比羅橋下車 徒歩3分
営業時間
9:30~22:00
定休(月/金・午前)
祝日は営業します。

お気軽にお問合せください

042-507-0914

首牽引と首の∞運動

三点牽引とCervical Stairstep Technique

 対象のコースはこちら

首の ”三点牽引法”

首牽引の解説

動かす首の筋肉を3つに分類しつつ、さらに牽引の負荷を分散させる三点牽引法を用いています。

首の牽引する箇所によって伸縮する筋肉・関節が異なるため、頸椎を上部、中部、下部(Cervical spine of Upper, Middle and Lower)に分けて牽引を行います。

例えば、頸椎上部の牽引により首の僧帽筋を引くことができますし、頸椎下部では胸椎とともに肩甲骨周りの筋肉を引くことができます。
 

ただし、首を牽引では周囲の皮膚と筋肉を一緒に動かすこととなるため、首のコリやハリが残ったままだと牽引が阻害されます

首牽引の効果を半減させるどころか、その状態で無理に牽引を行えば、頸椎を痛める原因となりますので、事前の準備としての首の筋肉をほぐしは必須のテクニックとなります。

(健康器具、機械での首牽引が効きにくい要因として、事前の首ほぐしが不十分であることがあげられます。とくに首が不調の患者は、首の筋肉がガチガチであるため尚更です。)

三点牽引のイメージ図
首の ”三点牽引法”

頸椎の上部、中部、下部を
それぞれ牽引する

・頸椎上部(①の牽引

「図の①(頸椎の上部)」について、頚椎2番を意識し後頭骨下辺ラインに指をかける牽引をします。

  1. 頸椎2番付近に、施術者の両手の中指と薬指をフィットさせる(他の指でも可)
  2. 施術者の指は固定させ、腕全体の体重移動で牽引する
  3. 患者が頸椎の上部を支点に背骨を伸ばされている感覚があればよい
  4.  1.~3.を数回繰り返す


ストレートネックでは頸椎が硬くなり顎が上がりやすいのですが、顎が上がった状態は首牽引の防げとなります。

そのため、まず頸椎の状態確認を兼ねた “頸椎の上部” からはじめます。

・頸椎下部(③の牽引

次に、「図の③(頸椎の下部)」を、指のはらと手のひらを頚椎5番、6番に当て、僧帽筋を一緒に動しながら牽引します。

  1. 頸椎5番、6番に、施術者の両手の薬指と小指をフィットさせる(他の指でも可)
  2. 施術者の指は固定させ、腕全体の体重移動で牽引する
  3. 患者が頸椎の下部を支点に背骨を伸ばされている感覚があればよい
  4.  1.~3.を数回繰り返す


牽引の力が均等に頸椎に伝われば、足の先まで自然に動きます。

・頸椎中部(②の牽引

次に、「図の②(頸椎の中部)」を、頚椎4番を中指と薬指で挟むように牽引します。

  1. 頸椎4番を、施術者の両手の中指と薬指を挟む(他の指でも可)
  2. 施術者の指は固定させ、腕全体の体重移動で牽引する
  3. 患者が頸椎の中部を支点に背骨を伸ばされている感覚があればよい
  4.  1.~3.を数回繰り返す


首が自然に上下できる状態ならば、頚椎の隙間ができています。


首の∞運動法
 “Cervical Stairstep Technique”

首の∞運動法(Cervical Stairstep Technique)の解説

首の∞運動法(頸椎ツイスト(Cervical Stairstep Technique))は、全身バランスのズレを頸椎を動かして矯正する負担の少ないテクニックです。

椎骨の上下のペア意識して直接的に椎間をズラすことで、頸椎から足先までの神経伝達をスムーズにします。

また、頸椎の椎間の調整により、身体の中心線と頭部の位置のズレを改善させ、全身バランスの矯正(CAT2:筋骨格の矯正)につなげます。

椎骨のペア
C7 - T1 頸椎7番 ‐ 胸椎1番
C5 - C6 頸椎5番 ‐ 6番
C3 - C4 頸椎3番 ‐ 4番
C1 - C2 頸椎1番 ‐ 2番
cervical_stairs

椎間を階段状に動かす
イメージとする

椎骨の上下のペアで部分的に動かすイメージより、頸椎1番から胸骨1番が階段状に連結し、鞭のしなりように力を伝えるイメージの方が上手く椎間が動きます。

正常な頸椎は伸縮性に優れ、上下左右に蛇のように伸びますし、上からの衝撃を緩和する縮こまりの機能があります。

Cervical Stairstep Technique ではこの頸椎が持つ特徴を理解して、利用を意図しないと、患者がリラックスした状態で行えません。

力任せに頭を動かしたところで、ぎこちない動きとなるか、肩ごと上がる不自然な動きとなるでしょう。

・Side-to-Side(頸椎の平行横振り)

side_to_side

頸椎の椎間を意識し、平行の横振り運動を行います。

  1.  患者の耳を両手の中指と薬指で挟むようにし、頭部を持ち上げる
  2.  1.の状態で、平行に左右に振るように頭部を動かす(顎が左右平行に動く)
  3.  1.~2. を3~5セット繰り返す


患者の身体は動かず、頭部と頸椎が平行に左右に動けばよい(インドの踊りみたいな感じ)

・side-bending(頸椎の顎起点振り)

side-bending

頸椎の椎間を意識し、顎を起点とした運動を行います。

  1.  患者の耳を両手の中指と薬指で挟むようにし、頭部を持ち上げる
  2.  1.の状態で、顎を起点に左右斜めに頭部を動かす(顎のみが左右に動く)
  3.  1.~2. を3~5セット繰り返す


患者の身体は動かず、顎のみが左右斜めに動けばよい

・Figure Eight(頸椎の八の字( ∞:無限大))

Figure_Eight

頸椎の椎間を意識し、頸椎を起点とした八の字運動(∞:無限大軌道運動)を行います。

  1.  患者の耳を両手の中指と薬指で挟むようにし、頭部を持ち上げる
  2.  1.の状態で、頸椎の椎間版を若干縮ませる(少し押し込む)
  3.  2.の状態をキープしつつ、八の字(∞:無限大)に動かす
  4.  3.を3ループする
  5.  4.が終わったら、首の角度を1段階上げる(1回目)
  6.  2.~4. を行い、また首の角度を1段階上げる(2回目)
  7.  2.~4. を行い、また首の角度を1段階上げる(3回目)


患者の身体は動かず、上げた頭の位置まで、首(頸椎)が蛇のように伸び上がっていればよい

営業時間:9:30~22:00
定休日 :月/木・午前
※土日・祝日は営業します!

お問合せはこちらへ

042-507-0914