◇立川市の仙骨矯正の専門院◇
整体やまつばき
アクセス | バス停 金比羅橋下車 徒歩3分 |
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営業時間 | 9:30~22:00 定休(月/金・午前) 祝日は営業します。 |
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患者が悩むあらゆる症状を専門医療機関にてすべて解決できるのが本来の理想です。
しかし現実問題として、医療機関での見通しが不明瞭な症状が存在し、その解決策の一つとして“整体”が選ばれます。
身体の不調は、
見通しが明らかな症状(Clearly condition)と
見通しが不透明な症状(Grayly condition)に大きく2分類されます。
・見通し明らかな症状(Clearly condition)
薬や手術によりほぼ確実に回復する症状、治癒の見込みのある怪我・病気等があげられ、治療プロセスが確立できている症状が該当します。
1 | 診断が付き、対処法が確立されている |
2 | 休息や治療で回復する見込みがある |
・見通しが不透明な症状(Grayly condition)
<グレーゾーンの症状>
慢性化した痛み・違和感、倦怠感など、検査数値や画像検査で原因が判明せず、明確な治療プロセスが確立されてない症状が該当します。
1 | 明確な治療法が確立されていない |
2 | 症状が定着し自然回復が期待できない |
見通しが不透明な症状(グレーゾーンの症状)に対する整体アプローチとして以下のとおりです。
大きな不調トリガーを一発で取り除く施術が理想ですが、ジャブ(jab)を使わないボクシングのように、確実性に乏しく逆に非効率です。
大きいトリガーは、身体の回復力を上回る不調を引き起こしている分、そもそも原因を紐解くことすら難しい傾向があります。
また、不調の原因(発端:トリガー)は、ほとんどの場合で一つではなく複数です。
そして、大きな不調トリガーの影響で他の症状が感じられなくなる場合があり、実際は隠れた小さなトリガーが釘を刺すように点在しています。
大小のトリガーが刺激し合い、メビウスの輪のごとく絡み合っているからこそ、症状の発生条件やタイミングが不透明になります。
そこでまず、小さな不調トリガーを一つでも減らす施術からスタートします。
一見すると遠回りかもしれませんが、小さな不調トリガーをなくして、大きな不調トリガーを弱体化させる方が、結果的に全身の調子の底上げとなりグレーゾーン症状の解消を早めます。
身体の不調は、本来プラスに働くはずの行為がマイナスへ反転する、または、本来マイナスである行為をプラスに感じることで複雑になります。
表裏(+と-)が曖昧となってメビウスの輪のように絡みあっているため、難解な数式のごとく、すべての因果関係を解明することはできません。
例えば、調子を整える睡眠が思うような効果を生まなかったり、体力を上げる運動で疲れがかえって抜けない状態となります。
さらに、アルコールや偏食、運動不足などのマイナスを肯定的に感じてしまい、依存状態に陥りやすくなります。
複雑に絡み合ったメビウスの輪を、正常化できる唯一の存在が “本人の身体” です。
身体に備わっている進化の過程で培った回復プロセスを正しく機能させることが大切です。
骨格の崩れによる負担増、体液循環の低下、暴飲暴食、生活リズムの不安定、怪我、ストレス などが多発的に同時に起こり、キャパシティを超えた作業過多となれば、様々な矛盾を放置せざる負えないのです。
身体が精一杯、回復に向けて行動した結果がメビウスの輪の状態ですので、安易に身体の欠陥だと責任転換すべきではありません。。
整体では、骨格調整による負担軽減、ほぐしによる体液循環の改善の手技が及ぶ範囲で、作業過多な身体をサポートします。
そうすることで、身体が放置していた矛盾を解消する余力が生まれ、結果としてメビウスの輪の不調を解消する下地となります。
(なお、運動の習慣化、食事バランスの改善、生活リズムの正常化といった、本人の行動に依存する行為が重なれば、さらに調子は安定します)
なお、整体で骨格を矯正し筋肉や関節をほぐしても、本人の身体が持つ以上の効果が引き出しにくいのは上述の理由のためです。
もし劇的な変化があらわれたとしたら、本人の身体が持つ 優れた能力が想像以上に発揮されたにすぎません。