◇立川市の仙骨矯正の専門院◇
整体やまつばき
アクセス | バス停 金比羅橋下車 徒歩3分 |
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営業時間 | 9:30~22:00 定休(月/金・午前) 祝日は営業します。 |
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施術家として今日現代医学で解明できない原因不明の不快症状、病と格闘し続け、生涯をこの道に捧げていきたい。
そんな強い思いの山本氏は「健康こそ人生の最大の財産であり心を癒せずして、人の体 癒せず」という自論を持つ。世界各国を周り、世界各国の施術法を修得。
空手師範(格闘家)小児の頃の大病、数えきれ ないほどの負傷、痛みなどの体験から健康の尊さを強く認識する。
独自の経営哲学を持ち、同時に人と人との心のコミュニケーションに重要性をおき、「人間学」も指導。
現在、整体学 校ヒーリングアカデミー学長でもあり、患者に癒し、生徒には癒し技術を伝授する。
山本先生を無しに整体やまつばきは説明できません。私は先生から教わった技術がすべてだからです。
山本先生は齢75歳を過ぎたにもかかわらず、毎日のように患者さんを施術し、正月以外は休まず現場の第一線で活躍しています。板橋という場所に、東京だけでなく全国各地から患者が訪れるのも凄いところです。
その原動力は、「まだまだ知らないことがある」、「(自分の)技術はもっと伸びる」と信じるからであり、日々の技術向上を当然としています。
また、過去の経験で止まった古い技術ではなく、“現在の進行形” から指導できる数少ない先生です。
煌びやかな表彰歴より、「整体」分野のエキスパートとして、「探求者」の姿として感銘を受けます。
<追記>
年号が令和になってから、山本先生は交通事故にあわれたり、難しい病気に見舞われたり、手術で腕を切開したりと、現役続行が危ぶまれる災難が続きました。(さすがに引退かと思ったほどです)
しかしその苦難を跳ね返し、毎回復帰して現場に出続けています。「90歳まで現役で続けろという天啓かな」と言っていました。
それよりも驚いたのは、「腕が無くなったら、他の部位で施術することを考えてた」と冗談交じりに話していたことです。
私には全然冗談には聞こえず、先生なら逆境の中でやり続けるだろうなと思っています。
整体を学び始める前の私は、「普通の生活を送り、人生に波を立てないことをこと」を目標にし、サラリーマンになって、残業はほとんどない、土日祝日は休み、給与は平均あればと考えてました。
ドロップアウトして安全なレールから外れるのは愚かだと思い、普通に受験勉強をして進学し、周囲と同じく就職活動をし、転勤がなく福利厚生がある会社に就職しました。
社会人になってからは別段情熱もなく、日々回ってくる仕事をこなしながら過ごしていました。
出世レースで勝ち抜くほどの情熱はない、転職でキャリアアップなんて怖くてできない、仕事以外で人と付き合いたくないからサークルや飲み会なんていかないと、平均的な評価で何年も続けていました。
しかし、理想に近い生活をスタートさせ、仕事終わりに休日と自由に過ごせる時間を手に入れたはずなのに、何となくすべてがつまらない。「余暇が多いほど生活が充実する」という欧米スタイルを目指したはずなのに。
「働かなくても暮らせること」が最高の贅沢であり理想の形だとされていますが、働く形でしか得られない満足感は人生のスパイスに必要なのでしょう。
あとで気付いたのですが、息抜きの趣味をハードワークのように切羽詰ってやっていました。“時間が消化できない苛立ち” をぶつけていたのかもしれません。
どうやら定年後にやる事がなくなって苦しむタイプのようです。私の場合は、脳か身体が壊れて役に立たなくなるまでは働いた方がいい。
そんな時期に、ご縁があって山本先生の存在を知りました。
一度先生の学校へ見学にいき、感じるものがあってそのまま入学したのです。
私はたまたま近道で成功したような人は好きではなく、外れを引いても遠回りさせられても真っすぐに進む人が好きです。
とくに職人の技術はお金をいくら積んでも手に入れられず、仕事が好きな人間が数十年の技術鍛錬を積んでたどり着ける境地があります。(漫然とした仕事をしている時点で職人ではありません)
その点で先生は、群を抜いた愚直さがあり、職人が持つ独特の雰囲気がありました。山師(いかさま)が多い整体業界で、唯一無二の ”本物” だと思います。
まったく整体が分からなかったので、「先生が話すことは全部正しいのだろう」と、まず言われたことそのまま実践しました。
「朝一杯の水が血液をきれいにする」と言えば、お茶やジュースではなく水を毎日飲むようにする。
「添加物が老廃物の排出を邪魔する」と言えば、冷凍食品は止めてみる。
「白い砂糖は身体に残る」と言えば、大好きなチョコをやめる。
「脂質を抑えるには、魚を食べることが大切」と言えば、魚を焼くようにするといった具合です。
その内、私の体調が変化し、嫌な眠気を誘う倦怠感や怪我のしやすさが改善されました。激しい運動をするためのスタミナではなく、“生きるためのスタミナ” が付いてきたのです。
「何十年と身体の不安がなく健康に生活すること」が基本となれば、今日明日の快楽ではなく、将来の自分に向けた積み重ねをすることができます。
この “生きるためのスタミナ” は、私の整体のテーマとなるほど影響を受けています。
先生は「何十回も同じことを教えれば誰だって、どんな才能がない奴だってできる」と考えていたのかもしれません。
私の整体技術は全然でしたが、先生は10回、20回だろうと根気強く同じ技術を教えてくれました。学校や塾の教師だって、ここまで我慢してくれません。
お陰でまがりなりにも整体の形ができるようになりました。
いつの間にか、整体のことばかり考えている自分がいました。
とても嫌なことがあってへこたれていても、しつこくかっこ悪く足掻く自分がいました。
無理をしているわけでもつまらないわけでもありませんでした。
山本先生の施術は技術・精神と精錬され、研ぎ澄まされています。
ただ、世間でもてはやされるゴッドハンドや誰も真似できない特別な才能、特殊なエネルギーといった類ではありません。
私自身、スピリチャルな才能(自然、霊界・魂、宇宙等)をまったく持ち合わせていないので、もし先生がそちらをメインにしていたならば、まず理解できなかったと思います。
整体にかける正直な思いや向上心が何十年と積み重なり、一つの型として磨き上げられた先生の技術だからこそ、受け入れられました。
私は先生の技術を基にした自分の型を、生涯をかけて磨き上げてみたいと思っています。