◇立川市の仙骨矯正の専門院◇

整体やまつばき

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整体による痛みの解消

炎症による痛みと筋膜系の痛みの差異

1.痛みとコリの関係性

コリが痛みの発生原因ではない!

「コリの塊が神経を刺激して痛みを発生させる」と一般的に解釈され、悪者のコリをなくす処方やグッズ、温熱療法などが利用されますが、本来コリは応急的に患部を保護・固定する身体の自然な機能であり味方です。

対して(原則的に)痛みは、“患部の問題” を伝達する手段です。

例えば、機械的刺激による炎症、筋膜の硬化、怪我・障害・病気による変形などが、患部の問題としてあげられます。

ただし、患部の問題が解消せずにコリの応急処置が常態化すると、身体はコリに順応してしまいます。

その段階まで進行すると、コリが患部の回復を阻害する要因となり、さらには身体の動作そのものに影響します。

痛みとコリの悪循環の流れ

コリが痛みの原因とされる理由は、患部の問題発生と悪化の経過によって、コリと痛みが混在した状態となるからです。

①患部に問題が発生 → ②コリによる応急処置 → ③コリに順応(患部の回復を阻害)の流れを考慮しなければなりません。

患部に問題が発生

痛みや炎症に対する整体1

当初の患部にはコリが存在しないにもかかわらず、患部に何らかの問題が発生します。
(≒ コリが問題の発生原因ではない)

なぜなら、コリとは別の根本原因が既に内在しており、あるタイミングで痛み(問題)として顕在化するからです。

<根本原因となる例>
  • 骨格の歪みによる機械的刺激の炎症
  • 怪我・事故による損傷
  • 病気(日常的な不調含む)
  • 老化による関節摩耗・経年劣化

など

なお、患部が悪化するほど発生確率は上がりますが、必ずしも機会は公平ではありません。(確率が90%でも回避する人は存在する)

そのため、痛みの機会が早いほど回復に有利となり、年数経過するほど不利となる傾向があります。

コリによる応急処置

痛みや炎症に対する整体2

筋肉や腱の炎症・損傷、骨格への負担の偏りなど患部に問題が発生した場合(前段を参照)、患部周辺の保護運動連鎖の不整合を限定的にするために、応急処置的なコリが生じることがあります。
 

・患部周辺を保護するコリ

筋肉や腱の炎症・損傷の処置として、添え木、包帯(テーピング)、サポーター等で固定し動きを制限させて回復を促しますが、それらは専門の道具と知識があってこそです。
(専門道具がない状況やうろ覚えの知識で施すのは難しい)

その代替として、身体はコリの機能を発達させ利用しています。道具や知識がなくとも、身体が自律的に行ってくれる回復行為であり、とても優れた機能です。

根本原因から目を逸らし、コリを解消することばかりに目を向けることへの異議であり、根拠となります。
 

・運動連鎖の不整合を限定的にするコリ

運動連鎖は身体の効率的な動作と負担軽減を実現しますが、連鎖ルートの患部に問題があると、正しく力が伝わりません。患部どころか、他の関係のない部位まで問題が発生するリスクがでます。

そのリスク回避のため、コリにより影響箇所を限定的にします。例えば、肩の損傷したときに首から肩にかけて連続したコリを発生させ、影響範囲を限定化させることがあります。

運動連鎖とコリに密接な関係がある根拠であり、コリの解消のみで動きを改善させることへの異議となります

 

コリに順応

痛みや炎症に対する整体3

前段にて、コリは患部の回復を促し影響範囲を限定的にする応急処置的な機能と説明しましたが、数ヶ月、数年とコリが残り続けたまま経過すると、身体がコリに順応してしまいます。
 

・患部の回復を阻害

患部がコリで固定・制限されていること、運動連鎖は不整合があることを前提に、筋骨格だけでなく、細胞レベルまで再構築するのです。

その段階まで進むと、コリがある状態が “通常”、コリがない状態が “異常”となり、問題の根が深くなることで回復が阻害されます。
 

・二次不調を誘因

コリによる血行、リンパの流れを低下が常態化すると、疲労感、自律神経の乱れ等の様々な不調が引き起こされます。老廃物が患部に留まるなどの悪循環により、二次不調がさらに進行します。

2.炎症からくる痛みへの整体

工事中

・機械的刺激による炎症

機械的刺激

機械的刺激とは、同じ場所が繰り返し圧迫(刺激)されることによって炎症がおき、患部が損傷することです。

例えば、片方の足を庇いながら歩くと、1歩ごとに反対側の足の関節に負荷が掛かりいつの間にか損傷することがあります。

また、骨盤の歪みがある状態で運動すると、腰椎や仙腸関節に炎症がおきることもあります。
 

コリが機械的刺激の原因と考えられがちですが、コリは良くできており、内よりも外へ圧力(圧迫)を逃がすよう比較的表層部にでき盛り上がります。

そのため、機械的刺激と関係性があるのは、下表が主となります。

要因 内容
骨格 手足の長さ、骨盤の高さ、肩甲骨の位置等、不均衡な左右の動きとなる偏り
怪我 過去の怪我(広義で四十肩等の関節障害も含む)による可動の偏り・狭まり
姿勢 猫背や反り腰に代表される重心位置の不安定さ

・機械的刺激が疑われる場合の整体

工事中

要因 内容
飲酒 アルコール分解後の有害物質アルデヒドが細胞内に滞留し細胞を損傷させる
喫煙 たばこの有害物質が煙で肺から血液に入り細胞と遺伝子までを損傷させる
肥満 脂肪細胞が過剰に存在することにより、炎症物質が出され続ける
糖尿 高血糖状態による回復の鈍化、肥満、ウイルス感染による様々な損傷

3.筋膜からくる痛みへの整体

工事中

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