◇立川市の仙骨矯正の専門院◇
整体やまつばき
アクセス | バス停 金比羅橋下車 徒歩3分 |
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営業時間 | 9:30~22:00 定休(月/金・午前) 祝日は営業します。 |
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進化の精選と淘汰の繰り返しでつくり上げられた骨の形状には深い意味があり、機能・役割が存在します。
とくに、性別で差がある骨は、女性(男性)としての機能、役割を果たす、特別なカスタムがされています。
そして、仙骨は性差があり、男女で形状が異なる骨です。
仙骨の形状の性差は、女性は妊娠・出産に適した形であり、男性はパワーの伝達に特化した形となっています。
端的に表現すれば、「仙骨は女性機能(男性機能)に影響する」ということです。
例えば、仙腸関節の捻りは、女性器(子宮・卵巣)への間接的なストレスとなり、女性特有の症状を悪化させるリスクとなります。(男性の場合は男性器、および、前立腺へのストレスとなります)
なお、仙骨矯正による仙骨の位置調整は、仙骨と症状の相性による差異はありますが、症状に対してプラスに働きます。
症状 | 女性特有 | 仙骨との相性 |
---|---|---|
生理痛、生理不順 | ○ | + |
妊娠中・出産後の不調 | ○ | +++ |
更年期障害 | ○ | + |
慢性的な疲れ・だるさ | - | ++++ |
気圧による頭痛 | △ | +++ |
感情の浮き沈み | ○ | ++ |
冷え性/ほてり | - | ++ |
手足のむくみ | - | +++ |
頭髪の抜け毛(切れ毛) | ○ | ++ |
便秘/下痢 | - | + |
*「+」が多いほど仙骨矯正のプラスがあらわれやすい
仙骨(骨盤)は、女性特有の症状がトリガーとなり、女性のハンディキャップ(Handicap)へと発展させることがあります。
例えば、女性ホルモンの増減や筋肉量の少なさから、仙骨周辺の痛み(または、尾てい骨の痛み)を発症することがあります。
女性特有の症状と仙骨(骨盤)からの女性のハンディキャップを正しく認識し、自分のやるべき課題に取り組むことが大切です。
女性の骨盤は妊娠・出産の機能が前提にあるため、月経の周期に合わせて仙腸関節に若干の緩みと締まりが生じます(開く⇔閉じる)。
仙腸関節はミリの動きもない関節ですが、仙腸関節の捻り、または、歪み(腸骨との接面上下左右の4箇所のうち、3箇所以上の不均衡)があると、女性器官へのマイナスの影響がでます。
さらに、重い生理痛や長期の生理不順を経験している女性は、仙骨関節の不安定さがあり、数年、数十年と女性器官への負担が蓄積している可能性があります。
月経周期の平均は28日周期であり、出血の期間は3日~5日です(※)。
平均の月経周期を基準として、仙骨矯正の進行度による変化と合わせてチェックします。
基本的に女性は、28日の周期の内、約9~11日(14日-出血期間)が安定しており、約17~19日が不安定な期間です。
仙腸関節によるプラス変化を相殺する可能性あり、正しく把握しておく必要があります。
不安定な期間の方が長いため、男性からすると、女性は難しいと敬遠してしまいます。
これからの社会では、パートナー同士で、月経周期を把握して配慮し合うのが良いでしょう。(パートナーに月経周期、および、体調・ココロの変化を知らせた方がトラブルを未然に防止できます)
※当院の調査。10代~40代女性への問診を集計
内面 | 外面 | |
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生理 | ココロがデリケート | 生理痛、貧血、倦怠感、頭痛など |
卵胞期 | 女性ホルモンが活発化 気分が上がりやすい | 肌、髪の調子が上がりやすい |
排卵期 | 女性ホルモンがピークと下降 妊娠期間 | 排卵痛、腰痛など |
黄体期 | ココロが不安定 | PMSの症状に注意 |
妊娠と出産の役割を持つ女性器官(子宮・卵巣)と骨盤は密接な依存関係にあり、骨盤の中心にある仙骨は、女性ホルモンの影響で仙腸関節が緩む構造となっています。
犬や猫のような四足動物は、妊娠で重量の増した子宮を、四本の足と大きい肋骨、腹筋で支えることができるため、出産に適しており安産です。(犬は安産の守り神)
対して二足歩行である人間の女性は、胎児の重さが垂直に掛かり、骨盤で支える比重が高くなっています。しかも、骨盤は大きな筋肉と強靭な腱で頑丈に固められているため、産道を狭め出産の危険度を上げてしまいます。
そのため、女性の骨盤は少しでも産道を広げる進化しており、仙骨形状の緩やかなカーブ、仙腸関節が女性ホルモンの作用で最大まで緩まる特長があります。
骨盤の下底部は一番広いところでも10cmほどしかなく、そのままでは胎児が通ることは出来ません。そこで、妊娠初期よりホルモンを分泌し徐々に慣らしながら骨盤の靱帯をゆるめる働きをします。
その作用によって出産時に骨盤が開き、胎児が産道を通って生まれてくる事ができるのです。
ただし、妊娠・出産時の女性ホルモンの影響によって、仙腸関節が正しく緩み、また、正しく元に戻るとは限りません。
場合によっては、仙腸関節のアンバランスが骨盤周辺の健康障害を引き起こし、依存関係にある骨盤内の女性器官に不測のストレスを発生させます。
更年期の主要因は女性ホルモンの低下となり、月経が止まる平均は40代後半から50代前半で顕在化します。
しかし、閉経で子宮と卵巣の役目が終わるわけではなく、女性ホルモンバランスを調整したり、リンパの循環を整えるなどと、「縁の下の力持ち」の役割を一生涯続けます。
そのため、更年期の症状を緩和するためにも、仙腸関節から生じる女性器官へのストレスを軽減させることは有効な手段となります。
仙骨(仙腸関節)が歪んでいる等で子宮・卵巣に負担がかかっている場合、女性ホルモンの分泌が安定せしないリスクがでてきます。
例えば更年期に似た症状が20代、30代からはじまるといったものです。
・エストロゲン(estrogen)の働き
・プロゲステロン(progesterone)の働き
女性は初潮から、40代後半から50代前半までの約40年間に、約400個の卵胞(※)をひと月に1個ずつ卵子へと成熟させ排卵します。
女性にとって大切な排卵は女性ホルモンの分泌と濃度に深く関係しています。
月経周期の前半(1~14日目:排卵前)では、排卵に向け卵胞を成長させるために大量のエストロゲンを分泌し、7日過ぎあたりより黄体形成ホルモンが急激に上昇します。
月経周期の後半(15~28日目:排卵後)では、妊娠の準備で厚みを増した子宮内膜の状態を維持するためにプロゲステロンを分泌します。なお、排卵期に急激に上昇した黄体形成ホルモンは、排卵後2、3日で一気に下がります。
※約400個の卵胞
女性は生まれたときに約200万個の卵胞を持っています。
年齢とともに減少していき、初潮が始まる頃には約40万個にまで減少します。このうち約400個(0.0002%)の卵胞から卵子へと成長します。
妊娠の機会は生涯で約400回です。30歳なら残り約220回、40歳なら残り約80回です(初潮が15歳で計算)。